NISHIO Hirokazu[Translate]
思考の結節点2026-03-03


台湾
事例が2つある
そもそも2002年からやってる: 2002台湾熟議
なぜうまくいったのか
g0v
市民の側
勝手に可視化
肯定的な意味でfork without permission
nobody mottoにも現れている
政府側の動き
g0vハッカソンに参加
ひまわり学生運動
ここで大きな出来事が起こる
g0vの中継
透明性
外の人たちとのコミュニケーションチャンネル
この時、のちにデジタル大臣になるAudrey Tangがケーブルをひいたりしていた
同じ年にタクシー運転手が抗議活動
vTaiwanという単一のサービスがあるのではなく、多様な既存サービスを使いながら回していく
2015-06-26~の2ヶ月
法制度化につながった: 原稿:台湾の事例2#69a58168000000000044bd39
この時に作られたvTaiwanが、その後も繰り返し使われた
34件ある
2015〜2018に26のイシューが議論された
このことがオンライン熟議に対する市民の理解度を高め、コミュニティを育てていった
Civic Muscle
一方で3年程度で下火になっている
2023年
8月9月オフラインイベント
前段階としてPolisで意見収集、TTTCで可視化

代表性の改善
この辺はカット
背景としてはオンライン広告詐欺
SNSに広告として有名人の画像などを使った広告を出し、詐欺的な金融商品をその人物が推薦しているかのようにみせかけるもの
政府がプラットフォームに干渉することに対して「言論の自由」を根拠にして反発するロジック
111コードを使ったランダムサンプリング


熟議のための熟議のコミュニティ



1: Polisは3年くらいで下火になった、多分ボランティアが疲弊したから
2: 2023夏に確かにPolisをやってTTTCをやってオフラインイベントはやった
Polisの参加者が300人で、126件のコメントをTTTCで4つに割っただけでしょぼい
3: 2023夏の結果は2024/3台湾のSODPセッションの後のKYA法制化に直接的には役に立ってない
論点プールの再利用くらいの役立ち度合い
SODPセッションをやる上ではどんなテーマについてやるのかを考える助けにはなっただろう
事前情報資料がもらえたらそこで言及されているのかどうかは確認するが、多分大したことはない
4: 2024/3のSODPセッションはInformation Integrityが目的で、オンライン広告詐欺に絞った議論はしていない
ここも詳細資料が欲しいところ
観測可能な情報からは、1回のイベントの中のいくつかに分かれた議論セッションの中の一つでふわっと触れた程度にしか見えない
5: 「民意が示された」としているプラットフォーム規制賛成の意見の85%というのは、セッション前から決まっていたアンケートの質問項目である
熟義の前後に同じ内容で取っている
なのでこの熟議セッションで市民から出てきたものではない
6: “大規模プラットフォームが、情報完全性(information integrity)を高める主たる責任を負うべき“という質問は確かに賛成85%だが、熟議の前後で賛成は3.2ポイント下がっている
熟議をしないで大規模アンケートをかけても88%の賛成ってデータが得られたはず
もちろん「十分な議論を経た市民による判断である」というところに価値を見出すことはできる


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