NISHIO Hirokazu[Translate]
一歩しか進んでいない
S0: 未来が今までの延長線上にあるという思い込みをステップ0とする
S1: 未来に大きな変化があるかもしれないと気づくところをステップ1とする
気づきによって一歩前進はしているが、一歩しか進んでいない
その状態でS0の人を振り返って笑ったりするのは、違うと思う
S2: 僕に現時点で見える風景の描写
青い半透明の矢印で表現した風が強く吹いている
それによって進路は変わる
この点で今までの延長を100として「100ではない」と思っている
その進路の先に0があるが、0まで到達するかどうかは疑わしい
灰色の矢印で示した抵抗力がある
空気抵抗のたとえ
歴史的には0になることもあったし0にならなかったこともあった
途中で安定する選択肢もあるし、0に漸近するが0になるまで想像以上の時間がかかるパターンもある


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