このフレーズ自体は英語圏の「It's not who you know; it's who knows you.」というビジネス・自己啓発の定番格言が下地で、はっきりとした「初出」を特定するのは難しいとされています。類似の言い回しは、少なくとも1970~80年代以降のマーケティング書や人脈術関連の書籍で散見され、当時すでに「人脈=自分を知っている人の数や影響力」という考えが広まっていたことがわかります。
これ、日本語の「人脈とはどれだけの人を知っているかではなく、どれだけの人に知られているかだ」だと「たくさんの人に知られるといい」みたいな「量」の概念になってしまうけど、英語の「It's not who you know; it's who knows you.」だと「誰に知られているかだ」なので「質」の概念なんだよな、という気づき(2025-03-15)