>小麦粉を原料とする小麦粉せんべい(小麦粉煎餅)には、磯部せんべい、かわらせんべい、巻せんべい、南部せんべいなどがある。小麦粉をこね、砂糖、調味料、香味料などを加えて鉄の型に入れて焼いたものである4。
>一方、うるち米を原料とするせんべい類は米菓に分類される。うるち米を原料として、米を搗(つ)いた後すぐに成型し、乾燥させて焼いたものである。全国米菓工業組合の分類では「せんべい類」は、焼きせんべいと揚げせんべいに分類され、さらに焼きせんべいは草加型(かため)、新潟型(ソフト)、ぬれせんべいに分類している。伝統的な草加型のせんべいは堅焼きで腹持ちの良さを特徴とするのに対し、1960年代以降に開発された新潟型はソフトな食感で腹にたまらず連食性を高めている点を特徴とする。醤油や塩による味付けをしたものが多く、煎餅を焼いて売る『煎餅屋』もみられる。