ネットワーク表示の読み取り
これを見た後僕が注目したものは2つある
それぞれのページを見比べてみて差が興味深いなと思った
Aは、面白い思考のテーマに対してフロー状態になって筆が走った生の文章
Bは、それを切り取ってきれいに磨いた文章
という印象を受けた
Bは抽象化されて作られたもの(
抽象化産物)だと感じた
Bはわかりやすいか?
これは受け手の知識の状態による
抽象化産物であるXを理解するには、それを支える知識が必要
知識がない状態でXだけ与えられても理解できない
なので今回のケースでBを読んでみてわからなければ、Aを読んでからもう一度読み直すのが良いのでは
Xに
至る道筋がグラフで可視化されたので見つけやすくなった
理想としてはBの周囲のページを全部読んでからBを読み直すとよりよく理解できるだろう
しかしこれは高コスト
別の順番での表現
ある抽象概念Xを理解したいとする
理想として周囲のページを全部読んでから読むとよりよく理解できるだろう
しかしこれは高コスト
グラフで可視化されたことで見つけやすくなった
たくさんの概念からリンクされているページををPageRankのメタファーで「重要なページ」と考えがち
抽象度が上がることはイコール善ではない
必要最小限の抽象化する過程が重要
この文章は「書き手が思考を深める上で」の話
「情報伝達のために」の話ではない
抽象概念は伝わらなかったり誤解されたりしやすいが、仕方なく
書籍は既に抽象化産物になっている、過程をシェアされることに読者が慣れてないから
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