情報の欠如が引き起こしたモチベーション
自分が持っていないものを持っている人の感覚が共有されていない時代においては「持ってるとすごく幸福度が上がるのではないか」という気持ちになってそれが持つことへの強いモチベーションを引き起こした
たとえば結婚
周囲の年配の女性がみんな結婚している時代において、年配の女性が「結婚は女の幸せよ」とか言ってきたりして、それを聞いた未婚の女性は「結婚しないととても不幸になるのでは」という恐怖を抱いて、結婚することに対するものすごく強いモチベーションが沸いてたと思う
SNSの発展で未婚のアラフォーがとても不幸なわけではないことや、既婚者が幸福に満ち溢れているわけではないことが共有されて、結婚するかしないかは両方選びうる選択肢に変わった
たとえば金持ち
ヒカキンが外車を買ったりしてる動画みたいなものが、そういうところだけテレビで放映されていた時代には金持ちのセレブに対する憧れや自分もなりたいという気持ちが強かった
しかしヒカキンが日々「会社員だったとしたらものすごいブラック労働」であるような仕事の仕方をやっていることもセットで情報共有されることで、そこまでハードワークしたいわけじゃないんだよな、のんびり生きたい、みたいな気持ちを持つ人が増える
お金を持ってるけど不幸そうな人とかをSNSで観測できるようになるとお金を持つことの魅力が低下する
そもそも効用逓減するのであんまりたくさん得ても幸せにならないわけだが
この変化は不可逆だと思う