NISHIO Hirokazu[Translate]
アウトプットを打席に立たせる
わかりやすい説明が上手いとか、言語化能力がすごいと評されることがしばしばある
「そうである人」と「そうでない人」を比べるときに、「そうでない人」はそもそも打席に立っているのか?
例えば読書をするとき
エンジニアの知的生産術に書いたように読書の目的読書Doneの定義が不明瞭な人が多い
人に教えることを読書の目的にすると、なんらかの解説がアウトプットされた段階がdoneである
この解説は世界に対して公開するかどうかはどちらでもよい
未来の自分が読むことができることが必要
「前にこの本を読んだときになんか書いたんだけどな〜、どこに置いたかな〜」ではdoneではない
検索するなどしてすぐに発見できる必要がある
ここまでやった時点でdoneになる
A: アウトプットしなかったら、忘却や散逸で失われる
関連:
アウトプットしたなら、それは時間が経っても消えない「資産」になる
この資産は成長することがある
たとえば最初に読んだ時とは違うシチュエーション・文脈と結合して価値を生む
公開しているなら、それを読んだ人からコメントや質問や仕事の依頼が来ることがある
これらは確率的事象であり、狙って起こすことはできない
確率的事象が発生しうる状態」をたくさん作る(=打席に立つ回数を増やす)ことで単位時間あたりの発生件数を増やす
公開したアウトプットが引き起こす社会的トリガーは、本人がその対象にエフォートをかけてないときにも発生する
不労所得的なもの


"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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