NISHIO Hirokazu[Translate]
議論はできる限り避ける
立川 智也 【議論はできる限り避ける】
議論って高コストじゃないですか。2人以上の時間を拘束するし、その間は仕事がストップするし。
全部が全部、議論が不要とは思いませんが、そもそも議論が有効な場面というのはかなり特殊な場合に限られると思います。大学の研究室とか企業のR&D部門とか。
自分と議論する相手の利害がきちんと一致してるかも大切だと思います。
情緒な面に着目すると、議論の作法って実はみんなそんなに体得していないので、議論すると感情的なしこりが残ることがあるのもマイナスポイントです。
これらの理由から基本的に議論はあくまで最終手段、仕方なくやるものだと思っています。
僕自身は議論が好きで、できるなら一生議論してたいんですけどね。

Nishio Hirokazu
初手「その『議論』とはどのような『議論』ですか?」

立川 智也
このようなやりとりのことですね

Nishio Hirokazu
続けます?その場合の次の質問は「その『議論』の『作法』とはどのようなものですか?」になります

立川 智也
一旦中断しましょう。議論ってなんなんでしょうね

Nishio Hirokazu
続きは今度会ったときに!
多分「議論とはこのようなやりとり」がミスで、「口頭での」って条件が抜けてるんだと思う

立川 智也
あー確かに口頭とテキストでのものをひとまとめに議論とするのは荒過ぎる気がしますね。
この話題は面白いので熟成壺に入れます

立川 智也
本筋と関係が薄いのでメモですが「その『議論』の『作法』とはどのようなものですか?」
主張と根拠とデータを揃えるとか、
何を決めるためかを明確にするとかそういうものの集合体ですが、
この文中では特に「批判は意見に対してのみ行われるべきで、人格に対して批判してはならない」をイメージしてますね。。



議論が有効な場面というのは限られる
自分と議論する相手の利害が一致してるか
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