NISHIO Hirokazu[Translate]
反論しなくていいから確認しろ
反論しなくていいから確認しろ
理解のために自分の言葉で確認し、間違っていたら教えてもらう
> 何か言われたら反論しなくていいから 「確認」しろ
> ... ネームを持っていって、編集者からワーっと言われたら、反論はしなくていい。
> ただ、「今、ボクのネームに関して言ってくださったことを理解したいので、自分の言葉で確認しますから、それが間違っていたら教えてください。武者さんは、このネームはキャラクターが立ってないと言って、立ってない理由としては、 かっこいいやつがかっこいいまま戦って、負けもしなくて最後まで勝つからおもしろくない。だからキャラクターを1回負けさせてほしいと言ったんですよね?」とかって確認をしてみなよ。
> そうしたら「いや、そういうニュアンスじゃない」 「あ、そうですか。この主人公にギャップの魅力がないと。 かっこいいだけで弱点とかずっこけシーンがないからおもしろくないと言ったということですかね?」「ああ、まあ、そういう感じ」 ......みたいなかたちで自分で確認をしていけば、家に帰ってきたあとでも、相手が何を言いたかったのか、じゃあ自分は次はどこに気をつければいいのか、わかるだろ?


>yanaginokanata これは大事。藤田和日郎先生の『読者ハ読ムナ(笑)』にも似たような話があるんですが、感銘を受けて、友人がデビューした時にも「編集者さんとの付き合いについて、これだけは助言させて」ってこのくだりの話をした記憶。
>
> >ss_editor: ライトノベルにおいて、作家さんの才能のカタチは様々ですが――。
> 「こう思いましたがいかがでしょう」
> という提案受けて、
> 「なるほどこういうことですね」
> と的確にご改稿いただくのは、ひとつの、とてもすごい才能だと思いますし、そういう作家さんとのお仕事はとてもいい流れで進みます


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