NISHIO Hirokazu[Translate]
対話的なキーワード生成
キーワード抽出というと、入力文が与えられて、そこからキーワードを抽出するような一方通行のモデルを仮定しがち

しかしそのモデルは単に研究しやすいから先行しただけではないか?

チャットによる言語化支援システムのケース
ユーザが入力する
キーワードを抽出し、それに対して質問する
ユーザがまた入力する
この時、2つ目の入力に対するキーワード抽出は、1つ目の入力と独立であるべきではない
大事なことはあえて二回言ったりする
キーワードを捉えてないなと思ったら、カギカッコで囲うなどする
何が得られるとユーザは嬉しいのか?
漠然としていた概念に取っ手がつく
自分の漠然と考えていたことに対して、予期していなかった他の文書とのつながりを発見する

ネットワークの構成過程で理解を育むシステム
理解とは何か
元データによって色々パターンがある
ある著者の複数の本
著者のメンタルモデルを獲得する
ある分野に対する複数の書籍
少数の著者
何が共通で、何が相違か
多数の著者による投稿
例えば企業活動では多数のユーザからのクレームの束とかサポート問い合わせの束とか
少数だが重要である意見を見つけ出したい
すべてに対処するリソースがないので、なるべく多くの顧客の問題を解決したい

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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