NISHIO Hirokazu[Translate]
根底にあるビジョン


A: あるプロジェクトをやることがビジョンの方向に進むために有効だからやる
B: あるビジョンの方向に進むことで得たものから長期的に価値が生まれそうであるが、僕はそこに留まらずに先に進みたいので、価値を得たい人のための場を建設する
C: あるプロジェクトに参加することが短期的には自分のビジョンの方向に進むことに有益だから参加する
Aより効率が低いかわりに、ゼロからプロジェクトを作る場合に比べて他の参加者とのシナジーがあったり、すでに作られたリソースがあったりするのでしばしば一人でやるより速い
一方でビジョンが一致してるわけではないので、長期的には離れることが確定している
ビジョンが一致する」ことなどないので「アラインしている」

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Social Hack Day #64で「以前は読書会をやってましたよね」と言う話があった
確かに何年もずっと同じプロジェクトをやってる人と僕みたいに頻繁に変える人とがいる
僕はプロジェクトは完了するものだと思っていて、完了のタイミングは1日の終了だと思っているから次回のSocial Hack Dayで同じ内容をする必要性を感じていない
シビックテックコミュニティをプロジェクトの束としてのコミュニティとして認識していて、プロジェクトは前進のための燃料であり、燃料なんだから燃えてなくなるのが当然と思ってる感

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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