NISHIO Hirokazu[Translate]
多様性とビジョンへの共感
ビジョンへの共感」は人とキャンプファイヤー(=ビジョン)の距離
近い人と遠い人がいる
多様性」は人と人の距離
「キャンプファイヤーから遠い人」はこの距離も遠い
だけど「キャンプファイヤーに近い人」同士の間でも距離が遠いことがある
「ビジョンにあまり共感してない人」は「ビジョンにとても共感している人」と遠い
その意味でビジョンに共感しない人がいる状況は多様性が高い
「ビジョンへの共感が低い→多様性が高い」は成立する
「多様性が高い→ビジョンへの共感が低い」は必ずしも成立しない
「ビジョンへの共感が高い」かつ「多様性が高い」という状況を作ることができる



着想元
>多様性と価値観はちがうって話。コミュニティ運営をしていて気づいた。コミュニティのバリューを決めたら、そのうらがわにあるポリシーも決めたほうがいい。コミュニティにおける善悪をはっきりさせる。そうしないと、バリューとして定義した価値観が揺らいでしまう。


元ツイートは「遠い境界も明確に定めるべきだ」という主張を展開している
組織の中と外を分ける境界の明確化
僕はそれには興味がない

「価値観」(ビジョンへの共感度)と「多様性」が両立しうることを1枚の図で鮮やかに示したところが面白い。

関連

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]