NISHIO Hirokazu[Translate]
評価されないという不安
大きくなる頃には忘れがちだけど物心ついた人生の初期においては自分の何倍も大きくて強い生き物に衣食住すべてを与えてもらわなければ生きていけない状況であり、この時に「評価されなければ死ぬ」という不安を獲得してしまう

大人になってもこの不安が解消されないことがある。
例えば他人をコントロールすることに喜びを感じる権力欲求強めの人は、評価の与奪を握ることで他人をコントロールしようとする。こういう人によって不安を煽られ、強化されることがある。

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「評価されないと死ぬ」という不安を解毒するには何が必要か?
案1: 他人が評価しなくても生きていける量の財産
経済的独立と呼ばれるやつだな

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という言葉の構成だと「確立されて変えることが困難なもの」というニュアンスが強く出てしまうが、おおよその方向性は同じ
小児期に形成されて、それが成人した後の生活に影響を与える

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