異なる形式で表現する
異なる形式で表現する
F28. 1構造の形式間再符号化(双対表示・ライバル読み)(原因=記法:どの表現形式で描くか)
同一の関係構造を2つ以上の形式で並置する型——包含図↔ネットワーク図、集合↔軸、重なり面積↔エッジの重み、1次元順位↔2次元分布。等価変換として描かれることも、形式の選択自体が争点になることもあります。「要素ではなく集合」「集合ではなく軸」はタイトルからして記法の乗り換えそのもの。
まあこれは同一画像だし


ジェンドリン勉強会の図とは
vt-289 「体験過程と意味の創造」勉強会3
画像:
ジェンドリン『体験過程と意味の創造』勉強会のときの図で、中身は3コマ構成です:
左: 楕円 F(フェルトセンス)から c. の矢印で S₁, S₂, S₃ へ——ひとつの体験過程が複数のシンボルに象徴化される
右上「is not」: F から出た S₁ と S₂ の間に赤い二重線(=)が引かれ、これに「is not」——S₁=S₂ という横の等号は成り立たない
右下「is」: 代わりに成り立つ関係。S₁・S₂ それぞれから赤い R. の矢印が F の別々の部分領域(赤い小さなローブ、「D.R. OK」注記)へ戻る——各シンボルは共有親 F の中の異なる部分と双方向に照合し合う
つまり「同じ F から出た複数のシンボル化は、互いにイコールではないが、どちらも F の別の部分を正しく指している」という図形化です。
F28(形式間の再符号化)に属すると言ったのはこの構造ゆえで、ペアの相方はこちら:
vt-085 「同じものに属する違うもの」
画像:
こちらは主題を持たない抽象落書きで、「A=X、B=X、しかし A≠B」——2つの要素が新しい共有親のもとで兄弟になるが、兄弟同士は同一ではない、という骨格。vt-289 の「S₁ も S₂ も F のシンボル化だが S₁≠S₂」と同じ構造です(分類学では F18「
ダイアド上への頂点創発」の ≈{014, 085, 184} にも属し、vt-289 とは検証エージェントが「汎用図式が現象学の核心を先取りしている」と判定したペア)。
ついでに言うと、既知の正解ペアだった vt-290
不一不異 も同じ主題圏です——「不一(S₁≠S₂)不異(どちらも同じ F に属す)」は、vt-289 の右上と右下を仏教語彙で言ったものになっています。