Divisible Voting Scheme
1. 分割可能投票方式の定義:
各投票者が複数の票を持ち、その数は投票者によって異なる可能性がある
複数の候補者がいる
投票者は自分の票を分割して複数の候補者に投票できる
2. セキュアな分割可能投票方式の要件:
正確な集計結果が得られること
投票者が持ち票以上に投票できないこと
個々の投票内容が漏洩しないこと
3. 既存の電子投票方式をベースにした単純な分割可能投票方式の提案と、その非効率性の指摘
4. より効率的な2つの新しい分割可能投票方式の提案:
分割可能多重集合を用いた方式
L進数表現を用いた方式
5. 提案方式の効率性の理論的・実験的評価
6. 安全性の証明
論文は、複数票を持つ投票者が票を分割して投票できる新しいタイプの電子投票システムを提案し、その効率的な実現方法を示しています。
2023-04
>@ShaneMatsuo: Plurality Tokyo @pluralitytokyo に登壇するので昔話。Quadratic Votingはツールとして考えられるけどそういう重みづけはなしに、各人が異なる複数票を持って複数の選択肢に分割投票できる方式は2003年に査読付き国際会議ISCで発表していました。
>Divisible Voting Scheme https://t.co/jFBshBwbJY
2024-07
>ShaneMatsuo 2003年にISCで出したこの論文を思い出しつつ、世の中に万能な仕組みはないので、うまくいく条件とそうでない条件をかんがえたいところ。
> >nishio #FtCTokyo 鈴木健「一票を分割するDivicracyによって政党や利害団体は仮想化されダイナミックになる。一人の人の中に複数の考えがある。一票を一つの候補にしか投票できないのでは自分の中の少数派を無視することになる」
>
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