A. その人がそれだけ強く望んでいるなら、少数派の意思を多数派が99%で押しつぶすよりは、それだけ強く望んでいる人の意思を尊重する方が良いというのがQuadratic Votingの主張です。良さの定義がrobustly optimal: 「票数を足し合わせた場合の判断結果と、気持ちの強さを足し合わせた場合の判断結果が一致すること」
>As is common in the analysis of markets for private goods (Willig, 1976), we assume there are enough issues and that each is sufficiently inconsequential that every voter has a quasi-linear “continuation value” for retaining voice credits for future votes.
A. それは「高齢者の発言力が高すぎるので減らしたい」という日本の若者の視点からは改善の一つのアプローチですが、年齢という属性によって票数が影響されるシステムは「損をする属性の人と得をする属性の人」の分断を招くという考え方があります。Quadratic Votingは属性による分断を招かずに、自分の興味によってウェイトを変えられるのが強みです。
Q. 死に票が減る減らないみたいな話とQVは独立した話なんでしょうか?
A. Quadratic Fundingでは、どの1票も「いくら分配されるか」に寄与するので、「意思決定に反映されない死に票」は存在しません。Quadratic Votingでは、投票しても結果が変わらないシチュエーションは発生しますが、そう思うなら投票しないで票を持ち越すことができるので「投票したけど価値がゼロ」ということは起こりません。
Q. 投票者が普通の投票よりQVのほうがいいな!って感じるのってどういうとき?
A. 意見の強さを表明できること、複数の選択肢に投票できることがメリットとして挙げられます。投票対象に興味がないときに票を持ち越せることもメリット、ただしこれはトークンに継続価値がある場合の話。台湾総統杯ハッカソンの99票の仕組みは、むしろQuadratic Votingの良さというよりは、面白いUIの工夫だと思います。
コーポレート・ガバナンス(2014): Posner, E. A., & Weyl, E. G. (2014). Quadratic voting as efficient corporate governance. The University of Chicago Law Review, 81(1), 251-272. PDF
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