集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した
> “自己鍛錬”を目的に興ったはずの「釈迦の仏教」は、いつ、どこで、なぜ、どのようにして、“衆生救済”を目的とする大乗仏教へと変わっていったのか――。原始仏教の第一人者とその研究室を訪れた一人の社会人学生の対話から大乗仏教の本質に迫る、類を見ない仏教概説書。
> 第5講 宇宙の真理を照らす仏──『華厳経』・密教
p.41
自分が修行に励む姿を見せることで他の人に気づきを与える
手本となる
自分を犠牲にして誰かを救うこと
p.66
人間の形のブッダではなく「教えそのもの」(法身)がブッダである、という考え
これは僕の「
物理的身体が本体ではなく発信した情報が本体」という思想と同じ
p.71
プラシーボは「あなたを慰めよう」という意味のラテン語
役にたつ雑学
法華経
方便品
p.84
思想の発展プロセスとして面白い
「A」→「Aより強いB」→「BがAより強いっていう差の存在はいけてないから統一的Cを導入」→「CとAが矛盾する」→「それは方便です」
Markdownの標準化を連想するな
法難に会うことが正しさの根拠
ソーシャルジャスティスウォーリアーみがある
p.104
p.180
サンガというコミュニティを維持するためのルール
律
中国仏教は律を重視していたが日本に輸入される時に崩れた
それは鎮護国家を目的として使われたから
国ではないコミュニティを作る必要がなかった
p.146
華厳経が中央集権国家の仕組みづくりに有用
大乗仏教のヒンドゥー教との近さ
草木国土悉皆成仏