NISHIO Hirokazu[Translate]
2018-09-20思考の結節点
需要が明確で、供給が不足している時代、
何を作れば良いかは明確
作れば作っただけ売れる
たくさん作った方が1個辺りのコストが低くなりがちなので大量生産される
製造コストを下げるためのレースが行われる
品質を上げるレースも行われる

このレースはいつか実際の需要を追い越す
「作っただけ売れる」が成立しなくなる
顧客を探す必要が出てくる

顧客を見つけることが最優先の時代
既知の需要は、すでに充分供給されていて過当競争
未知の需要を発見しなければならない
探索のゲーム
それまで良しとされてきた「大量生産」「コストの削減」などが足かせになる
悪いわけではないが、「素早く顧客を見つけること」が最優先 リーン・スタートアップ
素早く顧客を見つけることに寄与しないものに過去の慣習でリソースを振りすぎるとよくない
過去のパターンを破壊する必要が出てくる ダブルループ学習

有望な顧客の金脈を発見すると、そこにみんなが参入して、再び需要を満たすレースが始まる

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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