NISHIO Hirokazu[Translate]
ある天才の観察と考察

そもそも「天才」という言葉のチョイスがイマイチ
そもそも「天才」って言葉は曖昧だと思う
凡人が「あれは異質なもの」とレッテルを貼って隔離することで自尊心を保つために使われることが多い言葉だ
まあ殺しにこられるよりはマシ
関連

ある種の賢さ」を感じる
その「ある種の賢さ」とは何か?
「ある種の」と前置きしたくなるということは、デフォルトの「賢さ」とは異なる概念
>@shogochiai: この能力はIQではない
>この能力を測定できる指標が要る


エンジニアの知的生産術の学びのサイクルの話
学びのサイクル
通常の学習プロセス
1: 情報を収集して一番下に並べる
2: 考えて上の段に積む
3: 応用してその結果から学ぶ
学びのサイクル(旧)の方がしっかり書いている
勉強を座学のイメージで捉えていて3の重要性を見落としている人がいる

その天才は学びのサイクルを高速に回している、か?
そうとも言えるしそうでないとも言える
「学びのサイクルを高速に回しているから学びが大きいのだ」という説明が、簡単な説明に飛びついている感じがある
それでは「ある種の賢さ」の「ある種」の存在を説明できない

学びのサイクルを回して学ぶことは王道である
王道でない方法をしていると感じている

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]