NISHIO Hirokazu[Translate]
ChatGPTとScrapboxの効果的な連携とコンテンツの再利用
発表資料を作るための材料出しのためにChatGPTに質問を作らせてた
その質問に対する回答をScrapboxに置いた
これを繰り返して素材を作った
いっぱい溜まったらKozanebaで構成を考えた
Kozanebaを見ながら使うところだけ使って作った
この時に当然「書いたけど使われなかった質問回答」ができる
このペアが再利用されることは有益
このScrapboxはOmoikane Embedで自動的にチャンクに刻まれてベクトル検索のインデックスになる
Scrapboxが自動的にチャンクに刻まれてベクトル検索の対象になるなら、次回に関連する話題を書こうとした時にGPTがそのチャンクをベクトル検索で拾って再利用できるのでは
今回の発表資料に使わなかった質問回答(不用知)も再利用される
Text ComposTerっぽさがある


今回の話は1時間バージョンだったけど、圧縮して5分とか10分のバージョンが作れるといいなぁ
でも「どこを切り取るか」になるのか
対象聴衆によって適切な切り出し場所が変わる…
むしろこれをベースにして「こういう想定聴衆で」とリクエストしたらGPT4が作ればいいのか



これができるようになれば、価値の源泉が講演資料ではなく、手前の質問回答のプールに移動する
別に特殊なことではないようにおもった
梅棹 忠夫の時代にすでに、知的生産の価値の源泉がアウトプットされた書籍ではなく裏のカード型データベースだった
それの観測や流通が困難だっただけ
今、現在進行形で西尾の「カード型データベース」がScrapboxの形態で観測可能になってる
カードの段階で読者とのインタラクションが起きている

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]