NISHIO Hirokazu[Translate]
ゾス力の概念とAI時代の知的労働における意義
AI時代に必要なゾス力についてAIがまとめた

ゾス力の要約
定義:目的に共感して「やる」と決めたら不確実さを抱えたまま踏み出し、やり抜く実行エネルギー。
由来:「押忍(オス)」が変化した「ゾス!」の掛け声カルチャーから派生。昭和的根性論の焼き直しではなく、自発的コミットが核。
近年の文脈:SNSや一部ビジネス界隈で再評価。「議論は自由・決定後は全員コミット(Disagree and Commit)」型の行動駆動の合言葉。
他スキルとの関係:
メタ認知=戦略を決める頭、抽象化=本質を掴む頭、ゾス力=動かす筋肉。
グリット(やり抜く力)やネガティブ・ケイパビリティ(曖昧さ耐性)と強く親和。
AI時代の位置づけ:AIが“答え”や“作業”を担うほど、人間には問いの設定・尖り(スパイク)・最後の仕上げが求められる。これを現実化する推進剤がゾス力。
ソフトウェアエンジニア:
コード生成はAIに寄る。差は問題設定・全体設計・ユーザ価値の尖らせで出す。
ゾス力が未知領域の調査・試作の反復・実装の執念を支える。
研究者:
既知の要約・解析はAIが補助。価値は“何を問うか”の創出と仮説への執着
失敗反復や長時間思索の没入を維持する燃料がゾス力。

誤用注意:長時間労働の正当化ではない。目的起点自発性再現性が伴って初めて価値になる。

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