NISHIO Hirokazu[Translate]
空中戦
地に足の付いていない宙に浮いた抽象概念を使って議論している不毛な会話。
お互いに相手が何を言っているのかわからないが、どちらも「わからない」ということができない。
「あなたの言うAIって、具体的にはどう言うものですか?」と質問することができない。

わからなくても、わかっているふりをして会話を続ける。
なぜ「わからない」ということができないかというと、それが「」だと考えているから。
理解できる議論をすることより、「わからない」ことがバレずに会話が終了すれば合格だと考えている。

関連

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]