NISHIO Hirokazu[Translate]
AIと人間が連携して知的生産をするときのワーキングメモリーの拡張

ぽこポケをしながらワーキングメモリーについて考える
整理された思考ではないが書き出してみる
ワーキングメモリーの最盛期は30代らしいので僕はもう衰退期に入っている
かつてできたことがどんどんできなくなっていく
やるタスクがたくさん発生してそれらに依存関係がある
例えば島AでCDプレイヤーにCDを入れろというタスクが発生する、CDは島Bに集めている、集め切れてない一時的な置き場が島Cにある
島間の移動は待ち時間があるので避けたい
どちらからとってくるか?
このタスクだけ見るとどちらをやっても同じ
他のタスクと「一緒にこなすことで効率的」という間接的なタスクの依存関係がある
このときに「関連した(同時に実行することで効率的になるような)タスク」を想起する力と、同時実行中であることを保持し続ける力が必要
後者の力の衰えを感じる
移動してから「あれ?なんだっけ?」
別のところに移動を開始してから「あっ、今のところであれをやるべきだった」
昔は特にメモを取らなくても保持できていたので今もできるつもりになっているが、できなくなっているということ
AIの発展で知的生産をAIがやっていくようになって行ったときに、人間は何をするのか
ワーキングメモリーの拡張は生身の人間だけで知的生産していたときの生産性向上の手段の一つだった
KJ法とか
AIだけが知的生産をするとき、人間の出番はないので考えても仕方ない
AIと人間が連携して知的生産をするとき、何が忘れてはいけない一時的情報なのかをしっかり保持しないと気まぐれな人間の指示でシステム自体が混乱してしまう
これってワーキングメモリーの拡張なのでは
+1。人間は外に出す必要があったが、AIの場合はどうなるんだろうなぁ。AIにおける「外」とは何か or 外のモデルが違う可能性もsta
AIが生み出す情報の洪水の中で押し流されずに留まるための仕組みが必要
情報の洪水に対処する方法はブロードリスニング的な要約
どんな要約情報のロスを伴う
だから「1次情報に戻ることができる要約」が本質的に重要
これってGTDの階層的な抽象化なのでは
まずタスクをすべて書き出して「脳内で保持」をやめる、消えなくする
これが容易に一覧できる程度なら何も難しいことはない、見ればいい
一覧できない場合に、何らかの圧縮が必要になる


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