NISHIO Hirokazu[Translate]
ボトムアップのOKR
チャットで「OKRってトップダウンに決めるんだっけ?」という話題になった。
緊急時以外はトップダウンとボトムアップが半々がよいとMeasure What Mattersに書いてある。

>ボトムアップのOKRは、従業員の責任感を高め、仕事へのエンゲージメント積極的関与)とイノベーションを促す。
P.33
> 組織や個人の意欲を引き出すには、上司と相談しながらOKRのほぼ半分を自分で決めさせるとよい。すべての目標をトップダウンで設定すると、意欲は削がれてしまう
P.57
>うまく機能している組織では、トップダウンとボトムアップの目標、すなわちアラインメントされたOKRとアラインメントされていないOKRの関係が自在に変化する。差し迫った経営課題があり、とにかくそれを解決すること」が最優先されるときには、あえて上意下達的になる。一方、業績が好調なとき、そして組織がやや臆病で硬直的になったときには、手綱を緩めるのが正しいかもしれない。リーダーが会社と従業員のニーズの変化に敏感であれば、トップダウン目標とボトムアップ目標の比率はたいてい半々になる。それが適切な状態だと私は思う
P.134


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