NISHIO Hirokazu[Translate]
思考の結節点2025-09-30
前者がコンパクトに生産的コミュニティと呼ばれるようになった
独裁的選抜が必要説
独裁的であることは必要条件ではなくて「コミュニティのカルチャー」とフィットしてることが必要であり、コミュニティが小さい間はそれを実現する方法が独裁的選抜である、ということだと思った。
独裁的選抜ができなくなってきた規模の組織では「理想への共感」などを使うようになる。











異なる視点を持つ人材との協業とカルチャーフィット
異なる視点を持つ人材との協業には価値がある
見てきたものの違いによって考え方や着眼点に違いがある
これは有益
これとカルチャーフィットとの間にトレードオフの関係があるのでは?

話をしたり議論をして面白い人とはカルチャーが違うのでは
一方で一緒に仕事をしたい人とはカルチャーが同じことが望ましい
この議論は「カルチャー」という言葉が曖昧で、異なったレイヤーのカルチャーを同じカルチャーという言葉で呼んでいることに起因する混乱がありそう
これは「一緒に仕事をしたい人」を選ぶ社長の発言
自分のカルチャーを是とし、同じカルチャーを持った自分の複製が欲しい
これは「カルチャー」という言葉を避けるなら「同じプログラムがインストールされているロボットが欲しい」みたいなもの
業務の効率化のためにそれが必要
一方で社長は自分の複製に囲まれることをよしとしないので社外の人とのコミュニケーションを持つようになる
なので業務委託的な方法で関わるのがよい
この「業務委託」は「仲が良くてもカルチャーが違うと呼べない」由来の表現

カルチャーが一緒である必要はないが、すりあわせる意思があることが重要ではないか?
歩み寄りの姿勢があるかどうか
まず観察する姿勢が必要なのではないか
茂みが動いている、クマがいるかもしれない、散弾銃を撃とう
「いやいや、人間がいるからやめて」

西尾さんが「そういうことを言われた人間がどう思うか」って考えられているの「人間エミュレータ」を獲得してる感がある
20年社会人をやってるからなぁ
学習によって獲得したスキルであって、生の僕は持ってない気がする



これをやって解雇されたりいづらくなったりしないと思えるのはカルチャー理解だよね
新人なのにすごい理解度である
逆にいえばしっかり理解していることが採用の条件なわけか
社会的リスクを負うことがないという心理的安全性

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