>nishio 「バザールとクラブ」の続きを読んでる。やっとバザールとクラブの話に到達した。ギアツの考えからローティの考えへのトランジションが興味深い。つまりクラブに所属してる人からするとクラブが存在していることは明らかだしそれから恩恵を得ていることも明らかなのだが、観測可能性は人によって異なる
>nishio クラブの例えを見てあれとかこれとかそれとか性質の違うクラブを3つも思い浮かべられる人もいれば「クラブ?は?」「現代においてそんなものはないよね」と思う人もいる。同じコミュニティに属していてもそれをクラブと捉えるかバザールと捉えるかは異なる。心理的安全性とにてる。shared belief
>nishio 結局クラブであるかバザールであるかが個々人の主観的な感覚に帰着されるのであれば、それを「場」の属性であるように表現するメタファーはミスリーディングなのでは。
>nishio 解説部分を読み終わったので本編を読む
>nishio 寝た方がいいと頭では思うんだけど、書いた方がいいと思った文章を書いたら思った以上に熱い文章になって眠れないので「バザールとクラブ」を読むことにする。前回まで: 初回は翻訳論文の中の登場箇所だけ読もうとして理解できず、2回目に解説から読んで、論文が読めた。次はキーワードを拾う。
>nishio 多様性の使いどころ、ギアツ、エスノセントリズム、「エスノセントリズムに陥るなら死んだ方がマシだ」という思考がエスノセントリズム、ブルジョワ・リベラル、惰弱なリベラル、反エスノセントリズムの帰結、自尊心の崩壊、ユネスコ的コスモポリタニズムの絶望的な寛容、反-反エスノセントリズム
>nishio コミュニティ、ほとんど窓のない意味論的な単一的存在(モナド)、ブルジョワリベラル文化、窓を増やす文化、反反エスノセントリズムは窓を塞ぐのではなく「窓を増やすことに哲学的基礎はない」。酔いどれ〜人工腎臓問題、透析を受けるが禁酒しない人、手続的正義。
>nishio 手続き的正義はロールズ「正義論」由来の言葉で、Vitalikのlegitimacyの整理におけるプロセスによる獲得だなと。手続的正義中心の社会、暗闇の中で起こる、愛とは無関係の?原文チェック、細かくみないことでジレンマを回避できる、社会にとって好ましい、正義と愛、正義だけで十分
>nishio 多様性の専門家が手続的正義へのアクセシビリティを生む、愛と正義は異なる担い手、エンゲルス、自然の弁証法、イギリスにおける労働階級の状態、「わたしたち」の拡大、疎外されてた人が「わたしたち」の中に入る
>nishio 一ブロックまで読んですごく眠くなったので寝よう
>nishio 帰りの電車でバザールとクラブの2〜を読む。まだポストモダンに移行していないブルジョワリベラル=まだ啓蒙主義時代、人間本性、諸権利、基礎構造、上部構造、文化的、これも特定の文化的偏見、自己言及のパラドックス、「合理的」と「文化的」の間に境界がある前提、平等は西洋の奇習
>nishio 合理性が文化を超えた基準となることはない、デューイ、リベラルな寛容の限界、PBL、必然と考えられてきたものの偶然性、クワイン、ウィトゲンシュタイン、デリダ。自分の中心と周辺を区別することば。アイデンティティ、どこから来たのか、偶然的な時間空間的所属。ここは「なめらか」的だな
>nishio 啓蒙主義的なレトリック、合理性についての合理論的理論、バーナード・ウィリアムズ、手続的正義、人間の平等、局所的文化に過ぎない、バザール、手続的正義、クラブが異なっていてもよい、相手のクラブのメンバーである必要はない、プラグマティックなリベラル諸制度、利点を挙げるだけでよい
>nishio 多様性は単に無視されるべきもの、クラブに取り囲まれたバザール、共同体、ゲマインシャフト、もうちょっとで読み終わるのに駅に着いてしまった。価値観を共有した共同体に所属しないまま、手続的正義によって動く市民社会に所属することができる。その手続きが有用であることに合意するなら…
>nishio このロジックではバザールが単一である保証はないと思う。互いに有用であると同意できない手続的正義があるような分断が発生しうるのでは?それとも「手続的正義」はそれが発生しないロジックなのか?この辺はロールズを確認しないとわからないな。
>nishio 「リベラルのけいれん」について自分の言葉で説明しようとしたができなかったので理解してないな。啓蒙主義的なすべての人間が理性を持っているという考え方と、すべての人間が平等であるとか人権があるとかの考え方が理性によって基礎付けられるという考え方を合わせると矛盾が起きる
>nishio それはつまり「すべての人が平等だと考えない人」が存在した時に「その人は理性を持たない劣った人である」となって「すべての人が平等」に矛盾するから?
>nishio 帰宅。問いの解消は一旦保留して続きを終わらせるか。クラブは善の構想を共有する。つまりバザールには共有しない人が来うる。僕から見れば悪だが、善悪と無関係の手続的正義が支配する。クラブの排他性、世界秩序、惰弱なリベラル、嫌悪感、道徳的ナルシシズム、啓蒙主義への裏切り
>nishio 排他性が私的な自意識の必要条件、バザールの維持、手続的正義、自文化中心主義でも協力できる、ロールズ流の手続的正義へのコミットメントが市民権の要件、コミットメントは道徳的ではなく便宜的でありえる、公的なプラグマティズム


